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アンティークコインは、何故イギリスが一番値上がりするのか!?~その②~

コインの秘密

安井 将弘

安井 将弘

アンティークコインコンシェルジュの安井です。

最近のよくある、お客様からの質問とは!?

前回の『~その①~』ではお客様からのよくあるご質問として
『どの国のコインに投資すればいいですか!?』
について記しましたが

最近よくあるのが『ヤングエリザベス』 『ダイアナ』
「その次は何がきますか!?」 というもの
かなりストレート(直球)でこられます(笑)
真正面から受けるには相当な勢いで身を乗り出してこられますので
こちらも一瞬ひるみそうになるのですが・・・

今はこの「ヤングエリザベス」「ダイアナ」が値上がりの一途をたどっていますので
もう少し様子を見た上でお話したいと思います。

その前に、皆様「イギリスが一番値上がりが期待できる!」
ということにかなりご理解頂いてきましたね。

実際にヤフオクをはじめとするオークションの相場を見て
皆様肌で感じてこられたことと思います。
実際当店にお越しになるお客様も
イギリスの5ポンド金貨をお求めになられますので、
ただただ最高の品揃えにてお迎えさせて頂かねばと
研鑽の日々でございます。

お客様の中には他の国々と比較される方も多く、
「アメリカのコインや古代コインよりもイギリスがいいの?」

という質問が後を絶ちませんので、
今回は角度を変え、他の国がなぜ値上がりが期待できないのか
アメリカと古代のコイン取り上げ比較してみたいと思います。

① 何故アメリカよりイギリスなの!?
アメリカは1776年の建国以来、僅か250年程の歴史の中で
日本やヨーロッパの様に歴史や伝統、文化が育まれてきたわけではなく
せいぜい美術品といえば、クラシックカーや現代絵画、
そしてコインくらいのもの。
そのコインは毎日どこかでオークションが開催される程の市場が作られ
人気のコインは約10億円のレコードプライスをたたき出すほど。

対するイギリスのレコードプライスが
僅か1億円程度(エドワード8世ソブリン金貨)とみれば10分の1しかない。

市場が伸びきったアメリカよりも伸びしろのあるイギリスに投じるのが
利殖を狙う定石だという意味です。

しかもデザインの面ではイギリスの後塵を拝せざるをえない無骨さが仇となっており、
車で例えるなら大排気量でものをいうアメ車より、
艶っぽさを感じるヨーロッパ車に惹かれる感覚と似ている。

個人差があると思われるかもしれませんが、
皆様の街で走っている車が、
GM,フォード、クライスラーのアメリカビッグ3と、ベンツ、BMW、アウディのヨーロッパ御三家と、

どちらが沢山町中を走っているのか?
その差を見れば歴然でしょう
アメ車よりもヨーロッパ車の方が人気があるんです!

ヨーロッパの芸術家(彫刻家)が魅せるデザインに
日本人コレクターの多くは魅了されているんです。
洋服で例えるなら、GAPやラルフローレンのトラッドより
シャネル、バーバリー、の方がいいという感覚(これは解りにくい!?)

お洒落に感じるヨーロッパ(舶来)に魅了されているんです。


② 古代コインと比較するのは論外!?

投資としてコインを見るでしたら、古代は避けるべきでしょう。
勿論趣味として、実益を度外視して収集される場合は問題ありません。

ただ、コイン投資としてお考えでしたら、第一条件の「希少性」を立証する根本の土台が証言できませんので

なぜか!?

古代コインの発行数を証明できるものがないからです。
つまり、発行数が不明
大人気のスターテル金貨やフクロウ銀貨、アレキサンダー金貨が
何と、何万個も作られているかもしれないからです。
その数を立証出来る人(生き証人)はいません。

ギリシャの遺跡を発掘していたら壺が出てきて
中から手つかずの真新しいコインがザックザックと出てきたなんて話は珍しくもありません。
市場に無いと思っていたものが
突然振ってわいたようにわんさか出てくることも十分考えられるのです。

それともう一つの理由は、
世界の格付け会社(鑑定機関)の2大巨頭であるPCGSとNGCのうち、
最も格付けの厳しさで知られるPCGSが鑑定していないこと
2人の目があれば不正も最低限暴かれますが
1人では到底不可能です。

不正し放題です。

監視の目があって初めて不正に気付き、正されるものですので、
不正が行われてしまう環境があります。

NGCの独断場となっている古代コインは
今や格付け機関としての機能を成していないといわれても過言ではありません。
事実NGCのコインの鑑定結果には、
どのコインにもあるべき鑑定数が記載されておりません。

それと相場があって無い
古代コイン程、相場があってないコインはありません。
これが世界最高鑑定だと思って買ってみたものの
あとからあとからわんさか出てくる。

それも状態の良いものが、、、、

ですから古代コインについては・・・です

あとは自己責任にてお願い申し上げます。

ではまた次回!

アンティークコイン コンシェルジュの安井でした。

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安井 将弘

安井 将弘

アンティークコイン業界に入り5年余り。 10年勤めた商社でアパレルを担当。 家業の調剤薬局を継ごうとするも、その後2年間ニートになり無一文になる。 商社時代の恩師から頂いた1枚の記念硬貨をきっかけに、20年来のコインコレクションを商売とする事に気付く。 家庭崩壊の危機を脱し・事業が波に乗る。 調剤薬局の営業マン時代の人脈から医者との関係が深く、多くのドクターを顧客に持つ。 アメリカの第三者鑑定機関であるPCGS認定企業を経営するビジネスオーナー。
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