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刻印師 の「神」とは・・・

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ダビット

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みんな、こんにちは!ダビだよ!

今回は、刻印師の「神」をみんなに紹介しようと思うよ!
僕から見て、刻印師「神」は誰でしょう?

その答えはもう決まっていて、ナポレオン三世コインと言えば・・・

その刻印総監師
Jean-Jacques Barre (1793年パリ生まれ-1855年没パリ)
スクリーンショット 2016-05-03 23.16.39

その末っ子
Desire-Albert Barre (1816年生まれ-1878年没)
スクリーンショット 2016-05-03 23.17.41
の二人の名が挙げられます。
J-J Barre氏は1810年からMonnaie De Paris (パリ造幣局)に入社し、
当時総監師だったTiolier氏が師匠でした。

その師匠を超える最高の弟子Barreが瞬間的に注目され、
1842年にTiolier氏が他界するまで右腕として活躍して、同年にパリ造幣局の17代目刻印総監師になりました!

ルイフィリップ1世が、自身の石膏Medaillion(メダル系など)や、王室のポートレートなどをBarre氏に数多く依頼をした事でも知られているんだよね!

1848年12月にフランス共和国初の大統領選にLouis Napoleon Bonaparteが就任!
1852年12月2日付で(coup d’etatにより)フランス帝王ナポレオン三世となりました!

そして、コイン以外でJ.J Barre氏の傑作3選 !!!を紹介したいと思います!

1: 1848年フランス共和国の大型国璽

フランス共和国の国璽

2: 1848年フランス国民議会の大型国璽
ダビ2

3: 1849年フランス初の切手
(豊穣の女神ケレスをあしらった切手で、1849年1月1日より使用されました)
Ceres_20c_noir
フランス初の切手までBarre氏だったんです!
So wonderful !

ここで豆知識・・・
1850年から1946年までの間 スイスの1と2センチム硬貨をデザインと刻印したのも
Barre氏なのです!

Barre氏は、1855年に急病で62歳で他界、末っ子のDesire-Albertが
パリ造幣局の刻印総監の地位を継ぎました!

Barreは当時世界の3大彫刻師の一人と言われ、

【イギリスのWilliam・Wyon】【フランスのBarre】と例えられる程だったんだよね!

そのWilliam・Wyonの作品
1839年ヴィクトリア女王の『ウナ&ライオン』は有名ですが、それでも400枚発行されました。対して、このプルーフ(エセー)は極少量なんだよ!

『ウナ&ライオン』が5年前は300万円程度のものが、
今や、High-Gradeで3000万円、10倍以上です!
では、このBarreのコインエセーは5年後一体幾らになるのでしょうか!

それにナポレオンブームは始まったばかりですね!
ブームの前に手に入れるのか、ブームの後に手に入れるのかでは、投資費用対効果が大きく異なります!!!

今回、ご紹介のコインを簡略してまとめて言うと・・・
Ngc/Pcgs、19世紀中に作られた全種類の金貨コイン(標準タイプ、Proofやエセーも)の中でProof Ultra Cameo 67の唯一無二の最高鑑定コインになります!
それも無論Barre!

20フラン金貨の1848年Concoursで、
Barreの素晴らしいコイン23種類の中から刻印師Merleyタイプが選ばれたのですが、
その理由は簡単であります!

Barreの額面側がまさしくFranc-Macons 秘密結社フリーメーソンの1人だったのです!

フリーメーソン秘密主義の筈が、コインに出てしまったのです!
星が3つ、5角形星が放つ光も入れて20ずつ(合計60)
額面の数字20も入れれば合計が80となります

8と0、「無限大」と「無」

そして反対側のMarianneの右下ピラミッド型の建造物!

長年間の研究で、おそらく、この確定的な証拠を掴んだのはこの私です!

同年のConcoursから、違うタイプの金貨エセーで鑑定に出されたコインからの最高鑑定でさえ、Ms65までしかないのです。
そして1800年から1900年の間で、Ngc/Pcgsで、このコインが100年間に渡って(全ての金貨タイプで全種類、流通タイプ、エセー、SpecimenやProofなど)
5フラン10、20、40、50と100フランで唯一のProof Ultra Cameo最高鑑定なんですね!

コレクターとして専門家としても長年間の研究で断言できるコトは一つ。
Barre師の素晴らしいデザイン性からのインパクトをナポレオン三世じゃなく
ナポレオンボナパルトの在位中だったならば全ヨーロッパを未来永劫、統治を
果たしていたと思います!
では、今日はここまで!

A bientot‼︎

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ダビット

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コインに興味を持ったのは幼少期5歳の頃。  父親に学校の成績向上で、ご褒美にコインの購入を約束、ナポレオン1世5フラン銀貨を8歳の時に買ってもらう。 自身で初めての購入は、12歳の時に自分の生まれ年1980年代のパリ造幣局発行箱入りセットコイン! わずか5000枚発行の捨てられた国民鉄道テレフォンカードを収集、売却し購入する。 初来日する前に完全なる独学で日本語をマスター。 フランスコインをこよなく愛しワイン資格から漢検1級まで。アニメで日本が大好きになったフランス生まれの言語学者兼、19世紀のエセーコイン専門家!
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