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アンティークコイン投資 金貨 銀貨 銅貨 「一体どれが跳ね上がるか?」

コインの価値

原田 良介

原田 良介

アンティークコインTVをご覧頂きまして誠にありがとうございます。

こんにちは、税務セレクターの原田です。

本日は、私が税務相談以外の趣味のライフワークとして勉強研究させて頂いてます、コインのお話をさせて頂こうかと思います。

テーマは「アンティークコインの中でも金貨、銀貨、銅貨のうちどれが跳ね上がるか?」についてです。

このテーマにつきましては、なかなか賛否両論ある内容かと思いますが、一つ一つのコインに沿って話を進めて行きたいと思います。

【そもそもアンティークコインってどうやって発見されたのか?】
皆様が見られているアンティークコインはスラブケースに厳重に密封されている物が多くなって来ましたが、
そもそものコイン発見は、当たり前の裸コインでした。
コイン一枚一枚が発見されるまでにコイン自体がたどってきた歴史があります。

例えば、家の中を整理していたら出て来たコインやご先祖様代々からの家宝として受け継がれて来たコインもあるでしょう。
これは「近代コイン」や「現代コイン」と呼ばれる200年前のコインだったとよく聞く話です。
しかし古代〜中世期に発行されたコインの大半は、土の中に埋もれていた物を採掘中に発見されたり、海中深くに沈んでいた遺跡や沈没した船から発見されたコインなど、まさにロマンに満ちたコインばかりです。
いずれにせよ研究者が発見したり、一般コレクターが発見したコインは研究材料や保管対象となりますので、写真や文献以外はなかなかお目に掛かる事が出来ません。

しかしその中で市場に出品され、私達が手に入れる事が出来る希少なコインが

・金貨なのか?銀貨なのか?銅貨なのか?
・いつの時代の物なのか?

その中でも「発行枚数の希少性と保存状態」
大きく価値を左右していきます。

【金貨、銀貨、銅貨のうちどれが跳ね上がるか?】
具体的に検証して行きたいと思います。
アンティークコインについては皆さんご存知の様に「希少性が高く、今後数は減ってもコインの数は増える事はない」と資産です。
アンティークコインの材質は金、銀、銅とどの材質で有ったとしても、アンティークコイン自体の付加価値は変わらず高いものであります。
では「金貨」についてみてみます。
金貨はやはり材質が基本は金ですので、外観もとても美しく一番選びやすいところから人気があるとされています。
またどの時代でも記念コインは金貨がメインで発行されてますのでやはり需要多くもあり、ただ最近の「近代・現代コイン」は若干金の価値相場に左右される場合も有りますが、基本アンティークコインの希少性から安定して値段が上昇していくのが特徴かと言えます。
また金は酸化しませんので、コイン原型はとどめているのですが、材質が金ですし、裸コインの状態ではコインの外観の傷はどうしても目立ってしまいます。

コインも発見されるまで色々な歴史を歩んでますので、もちろんケースになど入っておらず、どうしても表面の傷はついてしまうのですが、発行枚数が少ない同一種類のコインであっても鑑定機関で評価されたグレードが高いほど金額が全く異なってしまいます。
そうなってくるとコインの発行枚数や希少性もさる事ながら保存状態まで選定するポイントとなって来ます。

今話題になっている 「1839年銘 ウナ・ライオン」
ウナライオン

近年でもの凄い上昇した価格推移を表しているのはご存知だと思います。
「ウナ・ライオン」自体も希少性もあり、グレード評価問わず価格上昇してますが、同じ「ウナ・ライオン」であってもグレード評価が一つ良し悪しで、かなり金額に大きく差が出ているのも事実であります。

これは、「近代コイン・現代コイン」に見れる特徴でもあります。希少価値があると分かっていながらも、コイン自身にまだ歴史が刻まれていない為、価格の評価基準が「保存状態」に向いてしまうと言う事もあるかと思います。

ただ余り「保存状態・グレード評価」にとらわれず上がり続けている金貨も中にはあります。
それは、コイン自体に「歴史」が刻まれている金貨です。
例を挙げれば神聖ローマ帝国の「都市景観図 ダガット金貨」が良い例だと言えるでしょう。

都市景観

理由は、発行されている各種類の「都市景観図」コインを全て収集したいとする世界に多くのコレクターがいますので、一度収集てしまえ余程の事がない限り、市場で見る事が出来ない状態です。コレクターはグレード問わず手に入れたい「収集欲」で探し求めているからこそ、値段が上がっていくばかりなのです。
この様に金貨の場合、価格推移が「希少性」「保存状態」「人気度」「年代」で大きく変わってきます。

では銀貨と銅貨はどうでしょうか?
金貨と違い、どの時代でも慣れ親しまれているのが銀貨、銅貨です。

銀貨、銅貨の場合、やはり材質が銀や銅であるのでどうしても酸化してしまいます。
古い歴史を歩んでいる銀貨、銅貨を鑑定機関で評価して貰いグレードの高い高評価を得られたのであれば正に奇跡に近いと歴史的には感じます。価格推移も実は上昇率だけで言うと銀貨や銅貨の方が金貨より上回るとされています。
銀貨や銅貨は流通量も多いのですが、各時代の時の政府が、庶民に流通する貨幣を発行する際に「コインの初期版いわゆるプロトタイプ」を造幣していきます。
その貨幣流通から1年足らずに造幣された初期版銀貨や銅貨がとんでもない価値を生み出しているのです。

その中でも発行枚数も極希少な「スーパーレアなコイン」も存在します。
例は、アメリカ合衆国連邦政府によって1794年に発行された「フローイング・ヘアー・ダラー 1ドル銀貨」です。
原田3枚目

これは、アメリカの最初の1ドル硬貨であり、1794年と1795年に鋳造されました。
1794年に1年だけ見本となるコインが鋳造され、翌年の1795年には再発行され、同年10月にはデザイン変更されています。
アメリカ合衆国政府が記念すべきコインとして博物館へ寄贈したいコインであり、1795年発行分のコインはオークションで高額で取引されていますが、特に1794年に鋳造されたコインの見本は、2013年1月24日に1001万6867ドルでオークションで落札されました。
これは1枚の硬貨についた値として過去最高のものとなっています。
古代ギリシャの「ドラクマコイン」や「デカドラクマコイン」も銀を素材に鋳造されたコインですが、その歴史的価値から高額の価値推移を表しています。

銀貨や銅貨に関しての価値推移は「歴史的希少価値」「保存状態」を重視しているとされています。
銀貨や銅貨は、資産保全の為の購入者が多いかと言うとそうでもなく、コレクターはもちろん研究者からの研究対象として収集したい方が多いので逸品探しの需要が多いですし、コイン自体の価格も逸品であれば、価格も急騰していくようになります。
ただ銀貨、銅貨の場合、発行年代や発行枚数によって変わってくるので、普段よく市場に出ている数の多い銀貨、銅貨については、手に入れる時の価格が手頃なように、今後も急騰はなかなか難しく徐々に価格が上昇していく傾向にあると言ってよいでしょう。

銀貨、銅貨で価格推移の上昇を望むのであれば、コインの情報収集を行い、記念硬貨というよりも通常硬貨で、それが単年発行され、さらに初期発行版であったり、その時期に歴史的事件があったとされる貴重な逸品であれば跳ね上がる決め手になるのではないかと。その際は、もちろん保存状態は良いものに越した事はないのですが、しかしそのようなコインであれば、保存状態・グレード評価を問わず、高額で取引されていると言う事も決め手になると思います。

【コインの価値を見定めるには?】
金貨、銀貨、銅貨ともに、まず「発行された年代」「発行枚数と現時点での希少性の高さ」「保存状態」「人気があり、需要がある」が大きく価格推移を変動させるポイントになるかと思います。
材質が何であれ上記を満たしているのであれば「価値」が必然的に上がります。

資産運用で保有される方も純粋なコレクターの方も研究者の方も見定める条件は同じですので、皆様が追い求める「人気のあるコイン」は価格推移が上昇しますし、なかなか市場に出る事がないのでさらに「希少性」が高くなっていきます。

これからコイン保有をお考えの方へ、まずはお好きな時代を選定して頂き、その時代のアンティークコインを上記の条件に当てはめて選んでいただく事もお勧め致します。
では、最後になりますがアンティークコインは「お宝」です。

必ず素敵な素晴らしいコイン達に出会えると思います。

最後までご覧いただきまして有難う御座いました。
また次のコラムでお目に掛かる事を楽しみにしております。

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原田 良介

原田 良介

税理士事務所にて税理業務・書士業務を行うとともに、 全国の個人・企業にとっての最適な選択をサポートする “税務セレクター”として活躍。 経済学、経営学、心理学、言語学、認知学を 取り入れたコンサルティング手法により、顧問先を指導。
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